ギャラリー解説

書画

小華渡邊諧、行書七字(幕末維新、AD1835〜1887)

紙本肉筆・・縦132m、横17.5cm

「横渠」の下に、陽刻「壱曰羞?」と陰刻「韶卿」の落

款が押されている。渡邊小華は三河の人で、名は諧

、字は韶卿、号を小華と称し、渡辺華山の次男で、

初め藩校成章館に学び、次いで椿椿山に画を、大

橋訥庵に経史を、関根痴堂に詩文を学び、22歳で

家督を継いで田原藩の家老職を務め、維新後は画

家として生計を立て、花鳥画を得意とした武士の画

家である。


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