ギャラリー解説

書画

西疇原田隆、行書五絶(近代、AD1845〜1943)

紙本肉筆・・縦133cm、横59.5cm

「西疇居士」の下に、陰刻「古安南?子印」と「

西疇居士」の落款が押されている。原田西疇

は安芸の人で、名は隆、字は子隆、号を西疇

と称し、品川砲台長や松本裁判所上席検事等

を務めた後、京都に住して衛鋳生に学び、篆刻

家・漢詩人として活躍した人で、隷書と篆刻に

長じた清人陳鴻誥の詩集『味梅花館詩鈔』(明

治13年)を編集し、また『文字縁談』(大正12

年)なる本も公刊している。


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