ギャラリー解説
書画
登登庵武元正質、行書七絶(江戸時代、AD1767〜1818)
紙本肉筆・・縦122cm、横29cm
「登登葊」の下に、陰刻「武元質印」と「景文」の落款が押
されている。武元登登庵は備前の人で、名は正質、字は
景文、号を登登庵・行庵などと称し、幼にして学を好んで
閑谷学校に学び、次いで江戸に出て柴野栗山に学び、
また眼科を学んで眼科医となり、更に蘭学も修めるが、
結局漢詩と書法の研究に専念して『古詩韻範』を著した、
能書家の儒者である。
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