ギャラリー解説

書画

蘇洲福原鐐二郎、楷行書七絶(近代、AD1868〜1932)

紙本肉筆・・縦135.5cm、横34cm

「福原鐐」の下に、陰刻「福原鐐」と陽刻「蘇洲主」の落

款が押されている。福原蘇洲は三重の人で、名は鐐

二郎、号を蘇洲と称し、桑名藩士福原資英の二男で、

東京帝大卒業後に内務省に入って奈良県参事官や鳥

取県警察部長等を務め、次いで文部省に転じて文部

次官等を務め、退官後は東北帝大総長・学習院院長

・帝国美術院長を歴任した、内務官僚の貴族院議員

である。


[ギャラリー一覧へ戻る]