ギャラリー解説

書画

川島芳子(金璧輝)、満字四字(現代、AD1907〜1948)

絹本肉筆・・縦132cm、横32cm

「川島芳子」の署名が有る。川島芳子は、清朝の皇族

粛親王の第14王女で、本名は愛新覚羅ケンシ、字は

東珍と言うが、清朝の北京警務学堂の学長を務め、粛

親王の顧問であった川島浪速の養女となり、川島芳子

として日本で教育を受け、日中戦争時代は中国に渡っ

て金璧輝と名乗り、日本軍の諜報活動に従事し、戦後

中華民国政府に因り銃殺刑に処せられている。男装

の美人スパイとして活躍した事と、その出自の華麗さ

から、「東洋のマタハリ」と称され、彼女の一生は、多く

ドラマ化や映画化されている。


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