ギャラリー解説
書画
蘭室神保綱忠、行書七絶(江戸時代、AD1743〜1826) |
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絹本肉筆・・縦115.6cm、横33.6cm 「七十四翁神蘭室」の下に、陰陽刻下駄印「蘭室」と陰 刻回印「神行簡印」の落款が押されている。神保蘭室 は出羽の人で、名は綱忠・行簡、字は子廉、号を蘭室 と称し、米沢藩士で一刀流の剣客神保忠昭の長男で、 幼にして藁科松柏の菁莪館に学び、江戸に出て細井 平洲に師事し、平洲の米沢行きに従って帰郷し、藩校 松桜館の学長を、次いで興譲館の督学を務め、更に 家塾宜雨堂で門弟の教育に尽力した儒者で、詩文や 書にも秀でている。 |