ギャラリー解説

書画

釋小泉了諦、行書七絶(近代、AD1851〜1938)

紙本肉筆・・縦135cm、横32.4cm

「趣陰能佛道人」の下に、陽刻回印「了諦之印」

と陰刻「濃墨淡心」の落款が押されている。小

泉了諦は越前の人で、僅か九歳で越前鯖江の

真宗法林寺の住職となり、慶應義塾で英語を

学び、本山の命に因り印度・セイロン・ヨーロッ

パに留学してサンスクリット等を修め、帰国後

も布教活動に専念した僧侶で、ヨーロッパ留学

時には「東洋の生き仏」との紹介を受けている。


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