ギャラリー解説

書画

石居兼松誠、行草書七絶(幕末維新、AD1810〜1877)

紙本肉筆・・縦159cm、横38cm

「兼松成言」の署名が有る。兼松石居は陸奥の人で、

名は誠、字は成言、号を石居・晩甘亭などと称し、江戸

に出て昌平嚳で古賀トウ庵・佐藤一斎に師事し、同時

に国文・和歌も善くし、弘前藩に仕えて書院番を務め

た儒者で、維新後は東奥義塾の創立に関与し、多くの

子弟を育てている。尚、森鴎外の『渋江抽斎』の中にも

その名が見える。


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