ギャラリー解説

書画

信庵三瓶甦、草書五絶(江戸時代、AD179?〜1862)

紙本肉筆・・縦132cm、横45cm

「信庵」の下に、陰刻「甦字守己」と陽刻「信菴」の落

款が押されている。三瓶信庵は信濃の人で、名は

甦、字は守己、号を信庵と称し、高遠藩士の子で江

戸に出て市河米庵に書を学び、大阪に移って家塾

を開き、書の教授を生業とした書家で、幕末の京の

書家大亦墨隠や女性教育家棚橋梅巷らの、書の師

でもある。


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