ギャラリー解説
書画
津守國美、和歌(幕末維新、AD1820〜1901) |
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紙本肉筆・・縦78cm、横27cm 「正五位男爵國美」の下に、陽刻「津守國美」 の落款が押されている。津守國美は摂津の 人で、津守家は代々住吉神社の宮司を世襲 した家柄で、國美は住吉神社の第74代宮司 で、枚岡神社や大鳥神社の宮司も務めて從 三位に叙せられおり、また近衛忠煕門下の 歌学者でもあり、画も善くしている。維新後に 世襲が廃止されて官位も変更されていれば、 男爵となった晩年の作である。 |