ギャラリー解説

書画

静石長瀬時衡、行書文(幕末維新、AD1835〜1901)

紙本肉筆・・縦136cm、横33.5cm

「静石衡」の下に、陰刻「長瀬時衡」と陽刻「静石」の

落款が押されている。長瀬静石は備前の人で、名

は時衡、号を静石と称し、医学を緒方洪庵や赤沢寛

介に学び、軍の医監を務めた後、東京に仁寿病院

を開いた医者であるが、儒教・仏教に通じ詩歌・俳

諧・書も善くした文化人でもある。


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