ギャラリー解説
書画
傳・奉天誥命、賜孫弘猷(清、雍正元年八月十三日・AD1723) |
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縦36cm、横180cm 左右から満漢両字で書かれ、中央に「勅命之寶」の印(御璽ではない)が押されている。「雙龍紋」及びタイト ルの「奉天誥命」が織紋ではなく、紙に銀墨で書かれており、本文の下地には金彩で鳳龍紋様が描かれてい れば、地位の低い臣下に与えられた奉天誥命であることが分かる。張孫弘猷は直隷の正定協左營千総の地 位に在る人物である。上段が右からの漢字で、下段が左からの満字である。但し、用紙は良いものの、印章 が可成りいかがわしく、且つ「爲」を「為」と識す等、所謂「傳」の品である。 |