ギャラリー解説

書画

蠖堂島津忠寛、隷書文(幕末維新、AD1828〜1896)

紙本肉筆・・縦116.5cm、横38cm

「蠖堂謹書」の下に、陰刻「源朝臣印」と陽刻「蠖堂」

の落款が押されている。島津蠖堂は江戸の人で、

名は忠寛、号を蠖堂と称し、日向佐土原藩第11代

(最後)藩主で、戊辰戦争では本家薩摩藩に従って

参戦し、明治元年には天皇より錦旗を下賜され、藩

知事を務めた後、伯爵に叙せられた大名である。


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