ギャラリー解説

書画

醉梅佐瀬得三、行書文(近代、AD1863〜1917)

紙本肉筆・・縦120cm、横33cm

「醉梅書人」の下に、陰刻「佐瀬得三印信」と陽

刻「心齋」の落款が押されている。佐瀬醉梅は

会津の人で、名は得三、字は子寧、号を酔梅・

心斎・儘世などと称し、書家佐瀬得所の三男で

、報知新聞等で記者を務め、『続々当世活人画

』『黄金の世界』等々を公表して文筆活動を行

い、大正4年に両国倶楽部で書画筵を開き、書

家として世に出んとした二年後の大正6年に、

死去したジャーナリストである。


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