ギャラリー解説
書画
秘成原嘉道、行書七字(近代、AD1867〜1944) |
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紙本肉筆・・縦133cm、横34cm 「嘉道」の下に、陰刻「嘉道」と陽刻「秘成??」 の落款が押されている。原秘成は信濃の人で 、名は嘉道、号を秘成と称し、須坂藩士の子で 、幼にして漢籍を学び、東京帝大卒業後、農務 省に入省して参事官等を歴任するも、法曹界 に転じて弁護士となり、鉱山関係の民事訴訟で 活躍し、東京弁護士会会長を二期務め、東京 帝大、早大、学習院大、中央大等々で商法を 講義し、田中義一内閣で法務大臣を務めた後 、中央大学学長や枢密院議長を歴任し、男爵 に敍せられた、法学博士の法学者である。 |