ギャラリー解説

書画

鈴山大津淳一郎、行書七絶(近代、AD1857〜1932)

紙本肉筆・・縦131cm、横32cm

「鈴山学人」の下に、陰刻「大津」と陽刻「淳一郎」の

落款が押されている。大津終山は常陸の人で、名は

淳一郎、号を鈴山と称し、水戸藩折笠村の庄屋で、

私財を投じて飢饉の村民を救った勤皇の士である

大津正則の子で、師範学校を卒業して教員を務め

た後、茨城日々新聞を創刊し、県会議員から衆議院

議員となり、憲政会に所属して活躍し、『大日本憲政

史』等を公刊した、政治家である。


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