ギャラリー解説
書画
蘭堂仙場東太郎、隷書十四字(近代、AD1883〜1938)
紙本肉筆・・縦136cm、横50.3cm
「蘭堂書」の下に、陰刻「仙東之印」と陽刻「蘭堂」の落
款が押されている。仙場蘭堂は山形の人で、名は東太
郎、号を蘭堂と称し、幼少より書を好んで初め黒崎研
堂に学び、次いで上京して日下部鳴鶴に師事し、鳴鶴
門の高弟として師の代筆を許され、師の推挙に因り満
鉄東京支店秘書課に入り、満鉄総裁の代筆を務めた
書家である。
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