ギャラリー解説

書画

竹雨高島文鳳、行書十四字(江戸時代、AD1791〜1857)

紙本肉筆・・縦115cm、横26.1cm

「文鳳書」の下に、陰刻「高氏文鳳」と陽刻「竹雨女史」の

落款が押されている。高島竹雨は江戸の人で、名は文鳳

号を竹雨と称し、書を佐野東洲に、漢籍を竹村悔斎に、

茶を宇佐美黙斎に学び、更に経学を佐藤一斎に学び、

江戸城大奥の侍女達に教授し、幕府儒官林家から異例

の入門を許された女性儒者で、能筆家としても知られて

いる。


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