ギャラリー解説

書画

木石宮原胤壽、行書七絶(幕末維新、AD1827〜1889)

紙本肉筆・・縦135cm、横44.5cm

「木石」の下に、陰刻「宮原胤壽」と陽刻「木石」の落款

が押されている。宮原木石は備後の人で、名は胤壽、

通称は壽三郎、号を木石と称し、初め関藤藤陰や管

茶山らに学び、次いで江戸の昌平嚳や大村益次郎の

塾に学び、漢学・蘭学を良くして幕府洋学館助教・静岡

学問所教授等を務めて徳川慶喜の師とも称され、晩

年は仏教や真宗の教理も学び、真宗静岡別院の創立

に尽力した儒者である。


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