錢�香A太湖石竹圖（近代、AD1896〜1967）

紙本肉筆・・縦33.5cm、横36.7cm

痩鐵写の横に陰刻「痩銕」の落款が押されている。関防印は陽刻の「怒濤捲霜

雪」の五字（柳永の詞、望海潮の句）が刻されている。錢�高ﾍ蘇州無錫の人で

、名は�香A字は叔�香A号を痩鐵と称し、鄭文焯に師事して絵画・書法・金石・篆

刻等々を学んだ芸術家で、特に篆刻に於いては、呉昌碩の苦鐵、王冠山の冰

鐵と合わせ「江南三鐵」と評されており、日本の橋本関雪らとも交流し、上海書

画院の画師も務めている。