ギャラリー解説

書画

墨園原田永寛、楷書神歌(幕末維新、AD1807〜1871)

紙本肉筆・・縦133.5cm、横30.5cm

「壬戌(文久2年・1862)春二月寛書」の下に、陽刻「

原田寛」と陰刻「墨園」の落款が押されている。原田墨

園は鳥取の人で、名は永寛、号を墨園・帯霞などと称

し、華岡青洲や箕作阮甫らに漢方や蘭方の医術を学

び、鳥取藩の藩医を務めた医者であるが、同時に藩

の学館尚徳館で儒学と国学を教授した学者でもあり、

神官にして且つ歌人・国学者・儒者・医者でもある。


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