ギャラリー解説

書画

藤原光行、楷書千字文(江戸時代、AD1750〜1850)

絹本肉筆・・縦107cm、横41.5cm

「藤原光行書」の下に、陰刻「光行之印」と陽刻「字

景士」の落款が押されている。寛延三年(1750)の

『和漢名画苑』の2卷の「山州宇治十二景」の筆者に

その名が見えるが、画家であった事以外藤原光行

が如何なる人であったか、全く不明である。ただ「寛

政五年癸丑(1793)之春三月」とあれば、恐らく最

晩年の品であろう。


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