ギャラリー解説
書画
警軒坂田丈、行書七字(幕末維新、AD1839〜1890)
紙本肉筆・・縦127cm、横31cm
「九邨」の下に、陰刻「九邨??」と陽刻「丈印」の落
款が押されている。坂田警軒は備中の人で、名は
丈、字は夫卿、号を警軒・九邨などと称し、藩校興
譲館に入って阪谷朗盧に学び、次いで肥後の木下
犀潭や江戸の安井息軒らに学び、藩家老池田氏の
賓師を務め、維新後は興譲館館長や東京高等師範
学校講師等を務めた、儒者である。
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