ギャラリー解説

書画

古城吉原雅正、行書七絶(近代、AD1865〜1932)

紙本肉筆・・縦139cm、横49cm

「城山人」の下に、陰刻「古城雅正」と陽刻「韓册

博士」の落款が押されている。吉原古城は筑前の

人で、名は雅正、号を古城と称し、初め漢学を日

田の咸宜園に学び、次いで上京して慶應義塾に

学び、高等師範学校教諭等を務めた後、神官とし

て権大教正の地位を受け、郷里の木井神社の神

主を務めながら、三島中洲らとも交流した漢学者

にして書家で、『和魂漢才』なる漢詩文集を公刊し

ている。


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