ギャラリー解説

書画

雲沼北川泰明、草書五絶(幕末維新、AD1812〜1878)

紙本肉筆・・縦136cm、横31.5cm

「雲沼生明」の下に、陰刻「北川泰明」と陽刻「徳之氏」

の落款が押されている。北川雲沼は彦根の人で、名

は泰明、俗称は徳之丞、字は徳之、号を雲沼・頼古な

どと称し、幕末の国事に奔走した儒者で、明治11年に

森春濤が出版した『清廿四家詩』中の銭牧斎詩の撰

者であるが、それよりも、国際結婚第一号(明治6年6

月7日)となった、北川静(夫は共立学校教師の英国

人フリーム)の父親として有名である。


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