ギャラリー解説

書画

三栗山東直砥、草書五絶(近代、AD1840〜1904)

絹本肉筆・・縦84cm、横26cm

「三栗居士砥」の下に、陰刻「直砥」と陽刻「直堂」

の落款が押されている。山東三栗は紀州の人で

本姓は栗栖氏、名は直砥、号を三栗・直堂などと

称し、高野山の僧であったが河野鉄兜に師事して

漢学を修め、次いで松本奎堂に学び、維新後は

函館府権判府事を務めた後、北門社を創立して

育英事業に尽力した教育家である。


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