ギャラリー解説

書画

春草(杏坪)頼惟柔、行草書七絶(江戸時代、AD1756〜1834)

紙本肉筆・・縦132cm、横50cm

「杏翁」の下に、陽刻の「頼惟柔印」と「千祺」の落款が押され

ている。頼杏坪は安芸の人で、名は惟柔、字は千祺・季立、

号を春草・杏坪などと称し、江戸で服部栗齋に従学して、兄春

水と共に広島藩の儒臣となり、吏事にも通達して多くの政績を

挙げ、兄春水に代わって嫡子の山陽を養育した儒者で、頼氏

三春兄弟の末弟である。


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