ギャラリー解説

書画

南州黒田長知、行書十二字(近代、AD1839〜1902)

絹本肉筆・・縦115cm、横40.7cm

「南州」の下に、陰刻「黒田長印」と陽刻「祥雲齋主

人」の落款が押されている。黒田南州は江戸の人

で、名は長知、号を南州・如渕などと称し、伊勢津

藩主藤堂高猷の次男で、国学を本居豊潁らに、儒

学を佐藤一斎に、書を市河米庵に学び、福岡藩主

黒田長溥の婿嗣子となって福岡藩第12代藩主とな

り、維新後は初代知藩事を務めた大名である。


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