ギャラリー解説

書画

菊瀕吉雄敦、行草書七律(幕末維新、AD1829〜1891)

絹本肉筆・・縦23cm、横16cm

「菊瀕」の下に、陰刻「吉敦」と陽刻「菊頻」の落款が押

されている。吉雄菊瀕は豊前の人で、名は敦、字は公

禮、号を菊瀕と称し、唐津藩の侍医吉雄宗親の長子で

幼にして儒者を志し、広瀬淡窓の門人となって詩文を

学び、後に医術を学んで君側に侍り、更に大阪で緒方

洪庵に入門するが、明治以後は陸軍大尉となった儒

医である。


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