ギャラリー解説

書画

魯堂那波師曽、行草書七絶(江戸時代、AD1727〜1789)

紙本肉筆・・縦129.5cm、横24.3cm

「魯堂」の横に、陽刻「師曽」の落款が押されている。那

波魯堂は播磨の人で、名は師曽、字は孝卿、号を魯堂・

鉄硯道人などと称し、17歳より五年間岡白駒の塾で修

行し、京の聖護院村に草堂を開設して講説に従事し、晩

年に阿波徳島藩に仕え朱子学の基礎を築き、「四国の

正学」と称された儒者である。


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