ギャラリー解説

書画

雲來石橋矼教、行草書七絶(近代、AD1846〜1914)

紙本肉筆・・縦134cm、横45.8cm

「雲來僊史」の下に、陰刻「矼教之印」と陽刻「雲來

僊史」の落款が押されている。石橋雲來は播磨の人

で、名は矼教・増官、字は義海、号を雲來と称し、龍

野藩士石橋定右衛門の次男と伝えるが、実父は龍

野藩主脇坂氏とも言われている。漢詩塾「雲來社」

を主宰し明治15年から40年にかけて、諸国を漫遊

して文人墨客らと交流を重ねた漢詩人で、『雲來吟

交詩』『雲來詩鈔』等多数の詩集を編纂している。


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