ギャラリー解説

書画

揚舟林市蔵、行草書七絶(近代、AD1867〜1952)

紙本肉筆・・縦138.5cm、横33.2cm

「去歳荊南梅似雪、今年薊北雪如梅、共(分)人

事何嘗定、旦喜年華去復來」の七言絶句である。

「昭和六年新春林田?嘱揚舟」の下に、陰刻「林

壹蔵之印」と陽刻「揚舟」の落款が押されている。

林揚舟は熊本の人で、名は市蔵、号を揚舟と称

した行政官で、明治から大正にかけて山口県知

事や大阪府知事を歴任した、民生委員制度の生

みの親であり、熊本と大阪に銅像が有る。


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