ギャラリー解説

書画

溪堂坂本俊篤、行書七絶(近代、AD1858〜1941)

紙本肉筆・・縦135.3cm、横32.5cm

「溪堂」の下に、陰刻「坂本俊篤」と陽刻「溪堂」の

落款が押されている。坂本溪堂は諏訪の人で、

名は俊篤、号を溪堂と称し、高島藩士坂本大造

の次男で、海軍兵学校卒業後、巡洋艦分隊長、

水雷長、砲術長・戦艦副長・海大校長・佐世保鎮

守府参謀長・海軍教育本部長等を歴任した、海

軍中将の軍人であるが、漢詩人としても知られて

おり、退役後は男爵を授けられ、貴族院議員や燃

料協会会長等を務めている。


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