ギャラリー解説
書画
簡齋神谷道一、行書五絶(幕末維新、AD1823〜1904)
紙本肉筆・・縦129cm、横28.5cm
「簡翁」の横に、陰刻「紀道一」と陽刻「字子貫」の落款
が押されている。神谷簡齋は美濃の人で、本姓は紀
氏、名は道一、字は子貫、号を簡斎と称し、書と漢学
を尾張藩の祐筆を務めた儒者丹羽盤桓に学び、維新
後は可児郡長等を務め、岐阜漢詩壇で活躍した漢学
者にして郷土史家で、水谷奥嶺や山本竟山らの漢学
と書の師でもある。
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