ギャラリー解説

書画

重陽中尾直勝、楷書七字(近代、AD1850〜1938)

紙本肉筆・・縦131cm、横32cm

「重陽書」の下に、陰刻「雄直勝章」と陽刻「重陽」

の落款が押されている。中尾重陽は豊後の人で、

名は直勝、号を重陽と称し、府内藩士中尾直政

の長男で、学は藩校に学び、武術(剣術・弓道・槍

術・馬術等)も優れ、特に直指流と神道無念流の

剣術に通じ、維新後は官吏となるが大分の警察

等で剣道を教授し、大日本武徳会大分支部の創

立に尽力し、武道の振興と教育に従事した剣術家

である。


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