ギャラリー解説
書画
竹栖渋谷碧、行書七絶(江戸時代、AD1791〜1870) |
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紙本肉筆・・縦135cm、横53cm 「竹栖外史七十七」の横に、陰刻「渋谷碧印」と陽刻 「惟有蘇斎」の落款が押されている。渋谷竹栖は常 陸の人で、名は碧、字は洒候、号を修軒・竹栖など と称し、水戸藩士の家に生まれるが、松代藩士渋谷 家に入って医を業とするが、蘇東坡に私淑してその 書風を習い、江戸に出て藤田東湖・林鶴梁・佐久間 象山らと交流し、書室を惟有蘇斎と名付け、医業の 傍らに子弟に書法を教授した儒医である。 |