ギャラリー解説

書画

深齋中西惟忠、行草書文(江戸時代、AD1724〜1803)

紙本肉筆・・縦133cm、横27.5cm

「中西惟忠書」の下に、陰刻の「惟忠之印」と陽刻「字

子文」の落款が押されている。中西深齋は京の人で、

名は惟忠、字は子文、号を深斎と称し、幼少より儒学

を修め、江戸に遊学した後に京に帰って吉益東洞に

入門し、古医方を学んだ儒医で、『傷寒名数解』(安永

3年)・『傷寒論弁正』(寛政2年)等を公刊している。


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