ギャラリー解説

書画

伯圭小栗半七 、隷書十五字(江戸時代、AD1792〜1837)

紙本肉筆・・縦127cm、横30.7cm

「伯珪農父」の下に、陰刻「伯圭之印」と「虎陽農父」の落

款が押されている。小栗伯圭は尾張の人で、名は半七、

号を伯圭・素軒などと称し、四条派の始祖である画家松

村呉春に学んだ、呉春門下十哲の一人で、知多半島半

田村の新田開発に尽力し、画の他に詩文・和歌・隷書な

どにも堪能で、その家を修問館と言い、明治の山水花鳥

画家岡本暁翠(四男)の父親である。


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