ギャラリー解説
書画
復軒山田舜兪、行草書七律(江戸時代、AD1666〜1693)
紙本肉筆・・縦34cm、横99.5cm
「復軒」の下に、陽刻「山田原欽」の落款が押されている。山田復軒は周防の
人で、名は舜兪・頼煕、字は原欽、号を復軒と称し、京に出て伊藤坦庵に学び
長州藩主毛利氏世子の侍読を務め、詩文と書に高い評価を得ているが、28
歳で早逝した儒者である。貴重な資料ではあるが、左端に虫食いと滲みが見ら
れる。
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