ギャラリー解説

書画

義齋飯岡孝欽、行書十二字(江戸時代、AD1717〜1789)

紙本肉筆・・縦95.4cm、横27.5cm

「澹寧」の下に、陰刻の雅印二個が押されている。飯岡

義齋は大阪の人で、名は孝欽、字は徳安、号を義斎・澹

寧などと称し、代々医を業とする篠田家に生まれるが、

儒者鈴木貞斎に学んで祖先の飯岡姓を称し、石田心学

や朱子学を学んで講説に従事した儒者で、長女が頼春

水に、次女が尾藤二洲に嫁いでいれば、頼山陽の外祖

父と言うことになる。


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