ギャラリー解説

書画

海東松方正義、行書六字(幕末維新、AD1835〜1924)

絹本肉筆・・縦112cm、横33cm

「八十八翁海東書」の下に、陰刻「大勲位侯爵」と陽刻

「松方正義之章」の落款が押されている。松方海東は

薩摩の人で、名は正義、号を海東・芝竹・孤立などと称

し、幕末の生麦事件や寺田屋事件に関与し、維新後

は大蔵卿・大蔵大臣を歴任して松方財政を確立させて

いる。また彼の書は、弘法大師の真趣を得たりとも評

されている。


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