ギャラリー解説
書画
台水井出治 、行書七絶(近代、AD1865〜194?) |
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絹本肉筆・・縦108cm、横38cm 「台水書」の下に、陰刻「井出治印」と陽刻「台水 」の落款が押されている。井出台水は吉備の人 で、名は治、号を台水と称し、少年期より俳句を 学び、陸軍軍人として日露戦争に従軍中に、軍 人仲間と句会拍車会を作って荻原泉水・河東碧 梧桐らの指導を受け、大正十年には満洲に渡 り、アカシア会を興して自由律俳句を広め、昭和 十五年の新日本俳句協会の結成に当たっては 実行委員を務めた俳人で、句集『台水句調』(昭 和11年)を公刊している。 |