ギャラリー解説
書画
木越安綱、行書十二字(近代、AD1854〜1932) |
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紙本肉筆・・縦32.6cm、横21.8cm 「安綱」の下に、陽刻「木越之印」の落款が押さ れている。木越安綱は岡山の人で、金沢藩砲 術師範加藤忠直の二男であるが、同藩奉行職 木越安敷の養子となり、陸軍士官学校卒業後 に独逸留学し、帰国後は日清戦争に第3師団 参謀として従軍し、軍務局長・歩兵第23旅団 長等を歴任し、日露戦争では韓国臨時派遣隊 司令官を務め、第5師団長や陸軍大臣等を歴 任した陸軍中将の軍人で、退役後は貴族院議 員を務めた男爵でもある。 |