ギャラリー解説

書画

南海西郷從徳、行書十四字(近代、AD1878〜1946)

紙本肉筆・・縦129cm、横31cm

「侯爵西郷從徳書」の下に、陰刻「從徳之印」と陽刻

「西郷氏」の落款が押されている。西郷從徳は東京

の人で、名は従徳、号を南海と称し、元帥海軍大将

西郷從道の次男で、西郷隆盛の甥に当たり、陸軍

士官学校卒業後、日露戦争に従軍し、歩兵第1聯

隊大隊長・近衛第3連聯隊附・本郷聯隊区司令官

等を歴任した、陸軍大佐の軍人であるが、父の死

去に伴い西郷家の家督を継いで侯爵となり、貴族

院議員に就任し、明治天皇聖跡保存会会長や大日

本赤十字会会長等を務めている。


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