ギャラリー解説
書画
栗谿橋本好蔵、菊圖併行書七絶讃(近代、AD1864〜1953) |
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絖本肉筆・・縦133cm、横35.6cm 「六十八翁栗谿橋本藏」の下に、陰刻「橋本蔵印」と「家在 栗溪」の落款が押されている。橋本栗谿は鳥取の人で、名 は好藏、号を栗谿と称し、東京帝大文科古典講習科漢書 課を卒業後、愛媛県の中学校に奉職(この時、夏目漱石と 同僚になる)し、その後山口高等商業学校の教授となった 漢学者で、夏目漱石の『坊ちゃん』に登場する、「漢学者の 先生」のモデルで、その書は雄渾を以って知られている。 |