ギャラリー解説

書画

十洲細川潤次郎、行書六字(幕末維新、AD1834〜1923)

絹本肉筆・・縦128.5cm、横33.5cm

「九十翁十洲」の横に、陰刻「細川潤印」と陽刻「十洲」の

落款が押されている。細川十洲は土佐の人で、名は潤

次郎、号を十洲と称し、儒者細川清齋の子で、初め家学

を受け、次いで江戸に出て高島秋帆に師事し、業成って

帰郷後土佐藩藩校の教授となり、維新後は貴族院副議

長・神宮皇学館教監・学習院院長心得などを歴任した漢

学者である。


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