ギャラリー解説

書画

鈴木孝雄、行書十字(近代、AD1869〜1964)

紙本肉筆・・縦127cm、横38cm

「孝雄書」と花押が書かれている。鈴木孝雄

は東京の人で、関宿藩士の子で成城学校を

経て陸軍士官学校を卒業し、中尉として日清

戦争に従軍し、第7師団副官を務めた後に

野砲兵第10連隊大隊長として日露戦争に

出征し、野砲兵第21連隊長・軍務局兵砲課

長・野砲兵第1旅団長・砲兵監・第14師団長

・陸軍技術部長等を歴任した、陸軍大将の

軍人で、退役後は靖国神社宮司や偕行社会

長等を務めている。尚、終戦時の内閣総理

大臣鈴木貫太郎(海軍大将・男爵)は、実兄

である。


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