ギャラリー解説

書画

桂鄰大徳寺實則、行書七字(近代、AD1839〜1919)

紙本肉筆・・縦134cm、横30cm

「藤原實則書」の下に、陰刻「藤原實則」と陽刻「桂

鄰」の落款が押されている。大徳寺桂鄰は京の人

で、名は實則、号を桂鄰と称し、権中納言として朝

廷の国事御用掛を務め、維新後は大納言内廷職

知事・宮内卿・華族局長官・内大臣・侍従長等を歴

任し、明治天皇の信任厚き公卿の從一位大勲位の

公爵で、内閣総理大臣を務めた西園寺公望の実兄

でもある。


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