ギャラリー解説

書画

鵞峰林恕、行書七律(江戸時代、AD1618〜1680)

紙本肉筆・・縦16.5cm、横36.3cm

落款も印章も無いが、添え書き(左端の紙質の異なる三行)に鵞峰の作と有り、七律

の筆勢(起筆・終筆・払い等)も鵞峰の真筆と類似している。林鵞峰は京の人で、名は

恕・春勝、字は子和・之道、号を鵞峰・春斎などと称し、林羅山の三子で那波活所に学

び、家学を継述して幕府の儒官となり、林家二代を嗣ぎ弘文院学士・治部卿法印に叙

せられた儒者である。


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