君川大島徳太郎、行書五絶（近代、AD1862〜1943）

紙本肉筆・・縦136cm、横34cm

「君川大書」の下に、陰刻「臣徳長壽」と陽刻「君川」

の落款が押されている。大島君川は尾張の人で、

名は徳太郎、字は影正、号を君川・二石山房などと

称し、書を恒川宕谷に学び、古法帖を研究して一家

を成した書家で、愛知県庁に３０年程奉職し、その

後書道教育に従事し、中部日本書道連盟の会長を

務めた人である。